
「糖質制限中だけど、ビールが飲みたくて仕方ない!飲みたいけど、糖質が高いのかな?!」
こんな風にお困りの方はいらっしゃいませんか?
この記事は、飲み会には欠かせないビールに含まれる糖質量を解説。
「糖質オフ」のビールの意外な落とし穴から、選びたいアルコール。
さらに「どうしてもビールが飲みたい!」という方のために、飲み方のコツを伝授いたします。
目次(クリックすると項目に飛びます)
ビール中ジョッキに含まれる糖質量は?発泡酒の方が糖質が高い!

まずはビールに含まれる糖質量をチェックしてみましょう。
わかりやすいように、「ビール」と「発泡酒」それぞれサイズごとに比較してみました。
|
ビール |
発泡酒 |
小ジョッキ(300ml) |
9.3g |
10.8g |
中ジョッキ(500ml) |
15.5g |
18.0g |
大ジョッキ(800ml) |
24.8g |
28.8g |
瓶(633ml) |
19.6g |
22.8g |
参照サイト1 参照サイト2 (文部科学省食品成分データベースより)
やはりビールは糖質量が多いのが気になりますよね。
またビールより発泡酒の方が、糖質量が多いことがわかります。
糖質制限をしている場合、1日の摂取量の合計は「50g」と言われています。
これは1食あたり「15g×3食」と「おやつ5g」という内訳なので、ビール党の方には悲報となってしまいますが、一般的なビールは中ジョッキだけで糖質量をオーバーしてしまうのです!
「糖質オフ」ビールの意外な落とし穴
最近は「糖質オフ」をうたうビールも多くなってきましたよね。
「ということは、糖質オフのビールなら飲んでも良いのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかと…。
ですが、糖質オフのビールには意外な落とし穴があるので解説します。
「糖質オフ」というのは「飲料100ml当たり糖質量が2.5g以下のもの」を意味します。
「糖質ゼロ」というのは「飲料100ml当たり糖質量が0.5g未満のもの」という意味です。
そのため、糖質オフ・ゼロとうたっていても、糖質が入っていることを覚えておきましょう。
特に「糖質オフ」や「糖質ゼロ」と書いてあると、つい気が緩んでしまい必要以上に飲んでしまうことも…。
「糖質オフ」とうたっているビールであっても、糖質がけっこうあるので、何本も飲んでしまうと糖質オーバーになってしまうので注意が必要です。
糖質制限中なら糖質の低いアルコールを選ぼう
お酒は大きく分けると「蒸留酒」と「醸造酒」の2種類があります。
蒸留酒は、穀物や果実を発酵させてできたお酒を蒸留してアルコールを抽出したもの。
醸造酒は、発酵したものをそのまま飲みます。
糖質制限中に選びたいのは糖質が低い「蒸留酒」の方です!
ウイスキーや焼酎、ウォッカやジンなどは蒸留酒ですから、糖質制限中の飲み会で選びたいアルコール。
反対に、ビールや日本酒、梅酒や紹興酒は醸造酒ですから、飲みすぎると糖質オーバーになるので注意が必要です。
ちなみに、ワインも醸造酒ですが、辛口のものであれば糖質が少なめですから、覚えておくといいですよ。
どうしてもビールが飲みたい方へ!太らない飲み方のコツ

一般的なビールは中ジョッキで、糖質量オーバーになってしまうことがおわかりいただけたかと思います。
ですがそうは言っても「飲み会ではビールでしょ!」という方も多いはず!
そんな方のために、ビールを飲む時のコツを伝授いたします。
1・1日1本
ビールの糖質量を知っておきましょう。
一般的なビールは中ジョッキで糖質オーバーに。
ですが、糖質が低いビールや発泡酒を選び「1日1本」と決めれば、糖質制限中であってもビールを楽しむことが可能です。
2・おつまみには気を付ける
実はビール以外に糖質制限中に気を付けるべきなのが「おつまみ」の存在です。
ビールによく合う「唐揚げ」や「フライドポテト」「揚げ物」ですが糖質が多いので避けましょう。
代わりに「枝豆」「きゅうり」「チーズ」「豆腐」「ステーキ」「干物」などであれば糖質が低いのでビールを飲みたい時には積極的に選びましょう。
もちろん締めのラーメンやご飯は厳禁です!
3・水分をしっかりと補給する
ビールに含まれる糖質をエネルギーに分解し消費するには、水分が必要です。
もちろんビールと水を交互に飲む必要はありません。
飲み会でビールを飲んで帰宅した後、家でしっかりと水分を補給して代謝を促すようにしてくださいね。
4・休肝日を設ける
ビールの糖質をしっかりと確認して1日の本数を決めて飲めば、糖質制限中であって楽しむことができます。
ですが必ず「ビールを飲まない休肝日」を設けてください。
糖質が低いとはいえ、アルコールは食欲を増進させてしまい食べ過ぎ飲みすぎてしまいます。気づいたら糖質オーバーになっていたなんてこともよく聞く話です。
さらに、アルコールの大部分は胃で吸収され、肝臓で解毒・分解されます。
実は肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、よほどのことがない限り音をあげません。
そのため症状が出てからでは、時すでに遅し…といった事も多いのです。
そうならないためにも、休肝日を設けて肝臓を休ませてあげましょう。
適度な量で楽しく糖質制限しましょう
「糖質制限中だけど飲み会に誘われた」
「ビールを飲みたいけど糖質が気になる…」
こんな風に悩んでしまう場面は多いですよね。
確かに一般的なビールは、中ジョッキで糖質オーバーになってしまうので注意が必要です。
ですが「糖質オフ」「糖質ゼロ」のビールも最近は多く出ているので、1日の本数をしっかりと決めて飲めば糖質制限中であってもビールを飲めるので安心してくださいね。
ビールを飲む時は、糖質の高いおつまみを選ばないこと、水分をしっかりと摂取することをお忘れなく!
自分に適切な量を守って楽しく糖質制限しましょう。
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