
最近ダイエット法としても注目されるケトン食
本格的なケトン食療法では
市販の食品はケトン比が低くて食べられない場合が多いので
ほぼすべて手作りの食事をしていたりします
その場合ケトン比を計算するために
調味料一つ一つまで測って計算する必要があるので
ケトン食療法を実践するのはとっても大変!
治療に使われるケトン食療法は「Glut1欠損症」や「難治性てんかん」
などの治療に用いられていています。
脂質を増やし炭水化物を減らして、タンパク質の重量も調整し
体内にケトン体を多く生産する食事療法で
症状に合わせてケトン比を計算するのが基本的なやり方です
ケトン比の計算方法を調べたので
ケトン比の計算式や
毎日使えるエクセルの表などをご紹介します
ケトン食療法を始めるときは
必ずかかりつけの医師、栄養士に相談してください
禁忌とされる病気や、ケトン食療法による副作用があるので
決して自己判断で進めず
専門家に相談の上実施してください
注目の集まるケトン食
ケトン食の関心は高まっていて
2008年には国際抗てんかん連盟(ILAE)でも
ケトン食の特集が組まれました
治療以外にもダイエット法として
ケトン食に注目が集まり
テレビで特集されたり、書籍が出版されています
さらにMCTオイル(※)の普及により
ケトン食療法をする患者に負担の少ないレシピも広まっています
通常の油脂よりもケトン体を多く生産できることから
ケトン食療法に用いられる
ケトン食メニューの炭水化物やたんぱく質を
増やすことができるので、食べやすい食事にできる
ただし、副作用も確認されているので
専門家に相談してから取り入れましょう
ケトン比の計算方法
ケトン比の計算方法には2種類ありますが
ここでは国際的に用いられる「ketogenic ratio:ケトン比」の
計算方法をご紹介します
ケトン比 = F ÷ (P + C) : 1
※ F(脂質) P(タンパク質) C(炭水化物)
上記のケトン比の計算式で実際計算してみます
計算に使うのは楽園フーズのティラミスチョコ (1個当たり)
脂質 2.1g
タンパク質 0.3g
炭水化物 0.4g
F 2.1g ÷ (P 0.3g + C 0.4g)= 3
つまり、ティラミスチョコのケトン比は「3:1」となります
ケトン比を簡単に計算できるエクセル表を作りました
良かったら使ってください
さらに、ケトン比が高い食品の一覧です
こちらも参考にして下さい
(※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より参照)




楽園フーズの商品のケトン比
楽園フーズの糖質制限の商品のケトン比も計算しました
楽園フーズの食品は糖尿病患者向けに
糖質80%オフを目標に作られていますが
ケトン比が高い商品もあります
修正アトキンス食をされている方も含め
ちょっとした息抜き用にお役に立てれば嬉しいです


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