
商品パッケージの裏に書いてある栄養成分表
↓ コレ ↓

最近は糖質量が書いてある商品もありますがまだ少なく、一般的なものは「糖質」ではなく「炭水化物」が書いてあります。
実は【カロリー・脂質・タンパク質】の3つが分かれば【糖質】が分かる計算方法があるんです!
炭水化物と糖質の違いは?
炭水化物は「糖質+食物繊維」の二つの栄養素で構成されています。
食物繊維の少ない食品では炭水化物と糖質の違いはあまりありません。ただ、野菜などが多く含まれていると食物繊維の割合が高くなる場合があります。
パッケージの成分表で糖質量の計算ができる

栄養成分表の【エネルギー】は【脂質・タンパク質・糖質】の3つの栄養素の合計値
この3つ以外はエネルギーとして計算されないんです!
1g当たりの各栄養素のエネルギー
- 脂質 9kcal
- タンパク質 4kcal
- 糖質 4kcal
つまり計算式にすると
(エネルギー - (脂質×9) - (タンパク質×4)) ÷ 4
むむむ・・
分かりにくい・・・
「エネルギー」から「脂質のカロリー」と「タンパク質のカロリー」を引いたものを「4で割る」と糖質が出ます。
前回の記事のイチゴスペシャルでいくと
- カロリー 530kcal
- タンパク質 7.7g
- 脂質 20.9g
- 炭水化物 77.7g
530-(7.7×4)ー(20.9×9)=218.9 ※糖質のカロリー
218.9 ÷ 4 = 77.8g
つまり、糖質は77.8gとなります。0.1gは誤差ですね
最初は分かりにくいかもしれませんが、慣れれば簡単に計算できます(^^)
成分表の計算が合わない食品があるのはなぜ?3つの理由
実際、上の計算式で糖質を出すと計算が合わない食品があります。
その理由についてご説明します
その1 栄養成分表は数年前まで任意表示だった
実は、このパッケージの栄養成分つい最近まで任意でした。メーカー側の善意で表示されていただけなんです。
平成27年に義務化されましたが、現在も経過措置期間中です。
ですから、メーカー側も対応が追いついてない所が多いのかもしれません
その2 実は大変!栄養成分表を作ること
栄養成分表って作るのが結構大変なんです。
原材料すべて一つ一つをグラム単位で測って、そのすべての栄養素を調べて計算しないといけません。
栄養成分を分析してくれる機関に依頼することもできますが、なかなかのお値段・・・
当たり前のように表示されている栄養成分表ですが、原材料の一つでも計算を間違えると大きな誤差が出てしまう場合も・・・
その3 炭水化物、カロリーは上下20%誤差があっても大丈夫!
実は、栄養成分表の表示には誤差があってもOKなんです。消費者庁より表示の誤差、上下20%を認められています。
詳しくはこちらの記事で
季節により食材の栄養成分の変化や、商品の出来上がりの違いなどもあるし完全に正確に!が難しいのかも?
こんな理由から、多少誤差が出てしまう商品があるかもしれませんが、炭水化物ではなく糖質が知りたい!という人は今回の計算式を使って糖質量を調べてみてください。
今日の糖質制限メニュー


- 豚肉と白菜のオイスターソース炒め
- プチトマト
- 味噌汁
- ロールパン
オイスターソースは糖質がまあまあ高いけど、美味しいので我が家の定番味付けです。
でも、そんなに大量に使うものではないのでいいかなと
オイスターソースの糖質
大さじ1杯 3.3g
ちなみに今日の料理は2~3人前に大さじ1弱くらい使いました
中華料理屋に行ったと思えばかなりの糖質オフに
一緒に食べたロールパンは、癖の少ないのでどんな料理にも合います(^^)

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