トランス脂肪酸は本当に危険なの?3つの公的機関の資料をじっくり読んでみた

糖質制限をしていくうえで
とても重要な栄養素「脂質」
 
メディアでも取り上げられている
「トランス脂肪酸」が本当に危険なのか
気になったのでこちらの3つの公的機関のサイトをじっくり読んでみました
 
 
それとこちらのサイトも分かりやすかったので、参考にしました
 
 
良質な脂質をとるのが体にいいのは分かるのですが
マーガリンやサラダ油はかなり便利
 
以前の記事で白いゴマ油をお勧めしましたが
揚げ物では大量消費するので
安価なサラダ油は家計にありがたい・・・
 
トランス脂肪酸とは何か
何が危険なのかを調べてみました

トランス脂肪酸って何?どんな食材に入っている?

サラダ油 トランス脂肪酸

トランス脂肪酸とは、脂肪を構成している成分の一つ

脂肪酸には「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の2種類があり、一般的には「飽和脂肪酸」は常温では固形・「不飽和脂肪酸」は常温で液体という違いがあります。

トランス脂肪酸はこの「不飽和脂肪酸」の種類の一つです。

植物油などの加工する工程、油を高温で加熱処理、牛などの胃の中などにトランス脂肪酸は含まれいます。

主に含まれる食品

  • マーガリン
  • サラダ油
  • ショートニング
  • ファットスプレッド
  • 菓子パン
  • スナック菓子
  • ファーストフードの揚げ物類
などに入っています
 
糖質制限中はあまり食べることはありませんが
コンビニに並んでいる
お菓子や菓子パンにトランス脂肪酸が入っていたりします
 
原材料を見てみて「ショートニング」が
入っているのかがポイントです

トランス脂肪酸って何が危険なの?

 
アメリカなどではすでに規制され始めたトランス脂肪酸
 
しかし、日本では問題ないと判断され
現在も色々な食品に含まれています
 
「日本って遅れてる?」
「安全意識が低い!?」
と思いましたが、どうもそうではないようです
 
トランス脂肪酸は摂りすぎると、悪玉コレステロールが増え
心筋梗塞・アレルギー・妊婦・胎児への影響がある
研究などで分かってきました
 
「摂りすぎ」の基準値は
総エネルギー摂取量に対して1%超える場合
 
しかし、日本人は約0.3%と基準値を大きく下回りました
 
ちなみに、規制されているアメリカは
総エネルギー摂取量に対して2.6%
日本の8.6倍も摂取しています
 

トランス脂肪酸どれくらいなら食べていい?

トランス脂肪酸 マーガリン 糖質制限
世界保健機関(WHO)は2003年に
トランス脂肪酸は約2g未満にするよう勧告
 
たった2gが基準値!?と思いますが
脂質そのものではなく「トランス脂肪酸を約2g未満」
 
低脂肪なメニューの多い日本食では
あまり気にすることはないようです
 
しかし必然的に脂質が増える糖質制限では気になるところ
 
そこで、市販のマーガリンや植物油の
トランス脂肪酸の含有量を調べてみました
 

雪印メグミルクと日清オイリオのトランス脂肪酸の含有量

雪印メグミルク(2018年3月現在) 
商品名トランス脂肪酸含有量
ネオソフト0.08g(10gあたり)
ネオソフト コクのあるバター風味0.1g(10gあたり)
ネオソフト ハーフ0.06g(10gあたり)
ネオソフト キャノーラハーフ0.06g(10gあたり)
ネオソフト べに花0.03g(10gあたり)
テイスティソフトバターの風味 濃厚0.1g(10gあたり)
バター仕立てのマーガリン0.2g(10gあたり)
バターのようなやわらかソフト (チューブタイプ)0.1g(10gあたり)
バターのようなマーガリン0.06g(10gあたり)
ケーキ用マーガリン0.06g(10gあたり)
ショートニング0.08g(10gあたり)
クリーミィリッチ0.02g(5mlあたり)
ホイップ低脂肪 植物性脂肪0.04g(33gあたり)
ホイップ 植物性脂肪0.05g(33gあたり)
日清オイリオ(2015年7月現在)
商品名トランス脂肪酸含有量(g/商品100g)
日清サラダ油1.5
日清キャノーラ油1.5
日清べに花油0.3
日清ヘルシーライト1
ヘルシーリセッタ1.5
ヘルシーコレステ1
日清ヘルシーベジオイル1.3
 
現在はトランス脂肪酸を減らした商品開発が進んでいるようで
ここ数年の間でも結構違うみたい
 
トランス脂肪酸の含有量は
マーガリンは一回の使用量で0.06~0.1g
サラダ油なども100gあたり1.5g
 
マーガリンでクッキーなどのお菓子を作ったりしなければ
WHOの定めるトランス脂肪酸2gという基準は超えそうにありません
 

糖質制限中はトランス脂肪酸の摂取量が減る?注意すべきはお菓子類!

トランス脂肪酸 お菓子 糖質制限
いろいろ調べてみて思ったのが
 
マーガリンをパンに塗ったり、炒め物に使うサラダ油などのトランス脂肪酸は
一般的な量を使用する分には
健康に影響する摂取量にはならない
 
ということ
 
良かった~(^^)
 
カット食パンなどに塗るのには
柔らかくて塗やすいマーガリンを愛用していたので
けっこう嬉しい
 
それよりも気を付けた方がいいのは
スナック菓子や菓子パンなどに含まれるショートニング
 
生地に練りこんでしまっているので
炒め油などに比べると
簡単にたくさんの量を摂取してしまいます
 
それって糖質の高い食べ物だから
糖質制限中は逆にトランス脂肪酸は
摂取量が減ることになりそう
 
ちなみに菓子パンのトランス脂肪酸の含有量を調べてみました

山崎製パンのトランス脂肪酸の含有量

商品名トランス脂肪酸(g)
菓子パン(包物製品)100g当たりの含有量
スナックスティック9本入1.2
大きなチョコチップメロンパン1.2
シュガーロール5個入1.1
ホワイトデニッシュショコラ1
十勝バターブレッド0.9
ローズネットクッキー0.8
アメリカンファッションドーナツ5個入0.8
ケーキドーナツ4個入(ココア)0.7
ずっしりクリームデニッシュ0.7
ケーキドーナツ4個入(プレーン)0.7
もっちわ0.6
チョコチップスナック8本入0.6
ミニスナックゴールド0.6
オールドファッションドーナツ(チョコ)0.6
ずっしりつぶあんデニッシュ0.6
大きなメロンパン0.5
ソフトフレッシュ0.5
アップルパイ0.4
ランチパック ピーナッツ0.4
スペシャルサンド0.4
デニッシュブレッドマイルド0.4
薄皮クリームパン5個入0.4
コッペパン ピーナツクリーム0.4
コッペパン ハチミツ&マーガリン0.4
コッペパン ジャム&マーガリン0.3
ナイススティック0.3
まるごとソーセージ0.3
十勝産小豆のつぶあんコッペパン0.3
大きなチョコチップメロンパンとかよく食べてたな~
これ一つでトランス脂肪酸が1.2gも!
 
種類にもよりますが、菓子パンやお菓子類の食べすぎには注意が必要ですね
 
ちなみに山崎パンの菓子パンの半分以上がトランス脂肪酸0gでした
計40種!
かなりたくさんの商品がトランス脂肪酸ゼロなんですね
 マロン&マロン、高級つぶあん栗入り、ミルクチョコクリームコロネ、高級クリームパン、高級ジャムパン、あんぱん、レーズンロール6個入、芳醇テーブルロール5個入、黒糖入りテーブルロール6個入、ロイヤルバターロール(6)、薄皮つぶあんぱん5個入、芳醇ランチロール タマゴ 4個入、薄皮白あんぱん5個入、ランチパック たまご、ランチパック ツナマヨネーズ、塩バターフランスパン7枚入、薄皮チョコパン5個入、薄皮ピーナッツパン5個入、小倉ぱん、白あんぱん、お手軽ホットロール5個入、味付けロール5個入、デニッシュブレッドマイルドクルミ、レーズンボール4個入、レーズンシュガーマーガリ、スイートブール、うぐいすぱん、ホワイトリングドーナツ5個入、あんドーナツ(つぶ)、カレーパン、大きなハム&タマゴ、大きなメンチカツドーナツ、クリームパン、コッペパン つぶあん&マーガリン、ジャムパン、二色パン(チョコ&クリーム)、三色パン、サンドロール 小倉&マーガリン、スペシャルパリジャン、北海道産バター使用バターロール7個入

 

現在、食品会社ではトランス脂肪酸の軽減に
力を入れているようです

植物油脂とても便利な食材だから
トランス脂肪酸の含有量がどんどん減ってくれれば
消費者としてもありがたいなと思いました

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